30代独身ジャニヲタのひとりごと

なんてことはない壮絶なるひとりごと。

横尾さん

横尾さんお誕生日おめでとう。
31歳ですね。
(この記事は5月に書いたのですが上げそびれていました)




前回掛け持ちをする私の自担が3人いるよ、という記事を書いた。
今日はかなり過ぎてしまったけど、横尾さんの生誕を記念して横尾さんについてまとめることにする。




横尾さんと私の出会いは3年前
舞祭組の二枚目のシングル「てぃーてぃー(以下略)」が発売された時だった。
オリコン1位が取れなくて罰ゲームとしてスカイダイビングをさせられる・・というロケだったのだが何を思ったか、完全にリアクションを間違えて普通に楽しんでしまっている横尾渉がいた。

「たのしいー」


キャッキャッと、空から華麗に舞い降りてきて八重歯を覗かせて笑顔を見せる手足の長い鼠色のスーツのイケメン
それが私と横尾渉との出会いだった。


正直ちょっとその瞬間一目ぼれだった。
何この人ブサイクってなんで?イケメンじゃん!!!!!?見事に心臓を撃ち抜かれた私は翌日から寝る間も惜しんで横尾渉について調べまくっていた。
買えるものは全て買い、ツイッターやネットでファンの言葉や過去の出来事を見まくっていた。

足長い!!顔かっこいい!!手最高綺麗!!!好き!!





単純ですね。



横尾さんを最初に知った時にはすでに彼は舞祭組の横尾渉という一面も兼任していた。

恐らくそれを良しとするかどうかはファンの価値観もそれぞれなので同じではないと思う。
しかし私の中では
「この人はこういうキャラとして自分のプライドとか見栄とかよりより見てもらえる笑ってもらえる方を選んで仕事しているプロなんだな」
という印象があった。

実際ライブDVDを見ればその師匠の姿はなりを潜め軽やかにローラーで滑り、しなやかに美しい指を動かし舞い踊るイケメンしかいないわけで、その顔を使い分けてバラエティもアイドルも両方できる人なんだなと思ったのだ。

※しかし私は相当なお花畑なので未だに横尾さんは本当は歌が上手い説を推している。

滑舌が良くないのも事実だ。特に緊張したり焦ると舌が回らなくなる。




でも恐らく私は、その苦手を隠して見栄を張ってプライドの殻を被ったままの状態の横尾さんには出会えなかったと思う。
ありのままの姿見せるありのままの自分になる横尾渉が地上数千mの上空からねずみ色のスーツを着て飛び降りてきてくれたから
今の私と横尾さんの関係があるのだ(赤の他人です)


アイドルなのだからキラキラしてほしいかっこよくいてほしいと思うのは当然だ。
しかし私は彼に関してはそれがすべてではなく「媚びない曲げない腐らない」自分にできることを増やしていくこと
苦手なものを隠すのではなくそれを克服したりそれを同等の新たな武器を探し出すことの大切さを教えられた。

ジャニーズは変わった人の集まりだけど、横尾さんという人間は人間性としては事務所内でも私が好きなグループの
人たちの中ではかなり上位に食い込むほど「一般的な思想をもった普通の人」だと思っている。
真面目とかいい人とかそういう基準ではなく、普通の人間のまともな感覚をもった大人・・という意味でだ。
だからこそ彼にとって芸能界は生き辛く正直迷うことが多かったのではないかとも思う。
生き辛い状況で不器用な心と向き合って必死に頑張っているそれが横尾渉で、それが興味深く面白いのだ。




横尾さんの好きなところは全く持って普通の人なのにすごく自分と闘いながらアイドルを続けているその
動向が非常に面白いところでもある。


ちょっとした出来事があった。
アイドルにはつきものの事件だけどそれには多くの意見が飛び交いっていた。

そのことを踏まえまともな人なら恐らくブログにはファンを気遣い、あえるの楽しみだとかアルバム聞いてねだとか優等生な記事を書いていただろう。
だけど横尾渉はそうしなかった。


現状を受け入れ見苦しい言い訳などすることもなくただ毅然とした態度を貫いたのだ。
それが意図的なものなのか、なにかのメッセージなのか真意はわからないけど横尾渉は人並みの媚びをする以上のなにかを私たちにぶつけてきてくれた。



それがいいとか悪いとかは価値観次第なので決められない。
媚びへつらうことなく自分らしくあるがままの今を書き言い訳をするでもなく、ただ会場ではいつもより気持ちばかり多めのファンサを見せてくれた、その彼の心情はわからない。
けど彼はこの状況に対して下手な言い訳やごまかしや媚びを見せることなく「横尾渉」のままステージに立ってくれたのだ。

私はもうそれで十分だな、と納得したし感謝もした。


彼が彼の中の常識とプライドと大切にしたいものを抱えて戦う様は人が生きる身近なところの感覚にとても近い。
不条理だったり、腐ってしまいたくなったり、けど大切なものを抱えてそしてわずかな喜びやその先に未来を見て戦う
そんな感覚を持っていながら、だれよりも甘えん坊で我儘でチョットめんどくさい人。
普通の人であり普通の人の殻を破った強い精神と意志の持ち主。


ありがとう横尾さん。
私はあなたからプライドと闘うことや逃げない勇気を教えてもらいました。


お誕生日おめでとう31歳のあなたに幸あれ!!!

これからもずっと大好きだよ!